2008年11月04日

泡盛はやっぱり、うまい。

たまに沖縄に帰ると友達同士が集まって泡盛を飲む。

私は大学で東京に出て来た後に泡盛が好きになった。

と、言っても一人暮らしの東京で泡盛の懐かしさに浸って飲んで好きになった訳ではない。

沖縄にいる頃は野球をやっていたのでお酒は飲まなかった。

お〜っと、その前に未成年だったか。

久しぶりに沖縄に帰った時、仲間と居酒屋に行くと泡盛を飲んでいるのだ。

それが定番らしくて、安くてうまいのとやっぱりウチナーンチュの血が通っているからだろう。

そこで泡盛の飲み方を覚え、うまさを知るようになった。

ロック、水割り、お湯割りの中で教えてもらったおいしい飲み方は

ロックに水の別添え(専門的には何て言うのだろう)

度数が高い泡盛だけどカチワリ氷でロックにし、一口飲んでは水で落ち着かす。

それじゃ水割りと同じじゃん!と言いたいところだが全然違う。

泡盛本来のうまさを口にふくめるのだ。

うまさがカーッと広がった後に水で消火するのだ。

その繰り返しの飲み方が好きになった。


もっとも、現代はチューハイが流行しているのでカクテル風に飲むのも人気がある。

その中でも沖縄特産の柑橘シークヮーサー割りが男女問わずに人気をつかんでいる。

もともと泡盛は15世紀の琉球王国にタイから伝わった蒸留酒の製法をもとに出来たものらしい。

だから、気候的にも合うと言うことで焼酎は九州の南国で多く作られているのだ。

ただ、泡盛にはカジュアルに楽しめる一方で寝かせれば寝かせるほど深くまろやかになるクース(古酒)がある。

特に10年、20年ものは珍重され、これまた少量をストレートでゆっくり味わうのが伝統的な飲み方だ。

ただ、この泡盛、帰って来て東京で飲むと全然おいしくない。

これはいろんな著名人たちも言っている。

『やっぱり、南国の沖縄でウチナーアビー(方言)に囲まれて飲むからおいしいのだ』

沖縄の人は泡盛に鍛えられてお酒が強くなるのだろうか。

多分、沖縄から本土に出て来た人は必ず言われているだろう。

『あ〜そぅ?沖縄の人なんだぁ、じゃーお酒が強いんだ〜』

私自身も強くはないと思うが強さの基準がよく分からない。

確かに若い頃は

『俺は沖縄人だからお酒は強いんだ、イヤ、沖縄人だから強くならないといけないんだ』

そんな気持ちがありましたね。

半世紀を生きた今は町はずれの小さなバーのカウンターで

昔を懐かしんでクース(古酒)を静かに飲んでいたいな。

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