2006年10月31日
屋根のつめ。
そう、私も始めはすずめがいっぱい止まっていると思いました。
沖繩の屋根にはありません。
東京では新しく建てられた家には
だいたい設置されていると思います。
でも、東京の人でも知らない人は多いと思います。
ヒントは
1.沖繩にはない。
2.冬
3.白い
とくれば、もう分かりますよね。
そう、雪です。
私もはっきりと調べた訳ではないですが
屋根に雪が積もって、それがとけるとドサッと落ちてきます。
それが人の頭の上に落ちたら大変ですね。
雪といえども結構、重たいのです。それで、雪がとけて落ちるときに固まりをこの爪がひっかいて、こまかく分散するんです。
これはあくまでも私の見解なのですが
まちがいないと思います。
寒い国の知恵ですね。
もっと、寒いところはこんなもんじゃ
対策にならないですね。
この爪、正式な名称は知らないですが
電車の窓からながめていると
結構、いろいろな形があります。
今度、探して見て下さい。
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2006年10月29日
ぼくは方言を使いました。
私たちが小学校の頃、方言を使うと
怒られていました。
理由はよく分からないのですが
方言を使うと「ぼくは方言を使いました」と書いたプレートを
首にかけられ、廊下に立たされていました。
標準語を話して、本土に早く近ずけということなのでしょうか。
どなたか知っている人がいたら教えて下さい。
もっとも、その頃は汚い口調の方言の方が多かったですからね。
方言=品がない
みたいな風潮でしたからね。
今では見直されているのに
おかげで、私は方言がしゃべれないんです。
これだけは沖繩人として、非常に悔やまれるところです。
ただひとつだけ、癖として
いまだに使っている方言があります。
アキチェ=ちくしょう(?)かな
服のボタンがうまく入らない。
焦って靴のひもがむすべない。など、作業がスムーズに行かないときに口癖でよく出ます。
アキチェがキチェになったりキチになったりします。
沖繩の方言はほんわかしてていいと思いますよ。
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2006年10月27日
ニュー横須賀
この居酒屋の看板も懐かしい。
一時期、流行ったものだ。
なんにでも「ニュー」をつける。
ニュー横須賀
ニュー東 京
ニューオータニ などなど
ニューをつけるとどことなく信頼性が出たりする。
お店なんかだと、前の店をやっていて、繁盛しているから、
もうひとつ新しい店を作りましたよ。みたいな。
始めは大手のホテルなどの発想だったのが
個人のお店にも流行りだしたのだ。
飲み屋さんにニューがつくと、何故か楽しい店だろな
という感覚になる。
ひとつの商売戦略だな。
それと同じような現象で沖繩生まれの
「ちゅら」がある。
「美しい」と言う意味だ。
ドラマの「ちゅらさん」で有名になり、今では誰でも知っているであろう。
生まれは沖繩なのだが育ちは東京ではなかろうか。
今では「ちゅら」ということばがつくものがわんさとある。
お菓子に始まり、お酒、化粧品などなど。
この夏は特に多かったのではないだろうか。
もっとも、我々が実際に使っていたのは
「ちゅらさん」と「ちゅらかーぎー」ぐらいで
どちらも、美人とかきれいという意味だ。
何から何までちゅら、ちゅら、ちゅらだよって
沖繩の友達がなげいていた。
流行りだからしょうがない。取り合えず波に流されておくさぁ。
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2006年10月26日
横須賀どぶ板通り
横須賀で有名な、「どぶ板通り」という通りがある。
米軍のとなりにあるこの通りは昼間は
日本人が多く、スカジャンや沖繩でいう
軍払い下げのような店がある。
横須賀中央という商店街、
オフィス街への通り道だ。
昼間は静かな通りだが、陽がかたむき始めると
だんだんと通りが目を覚ましてくる。
仕事を終えた、アメリカ兵たちが
寂しさをまぎらわすために
語り集まるのだ。
夜9時くらいになると、通りまで
人があふれている。
こっちでひとつの輪ができ、
あっちで別の輪ができる。
昔はどぶ板通りは昼間でも通っちゃダメだと
言われるくらい、アメリカ兵が多かったらしい。
今ではいろいろな規制ができ、
昼間はほとんどいない。
我々の時代の沖繩はそんなものではなかった。
東洋最大の米軍基地がある嘉手納(かでな)では、
近くにコザという町があり、そこにはひとつの大通りをへだてて、
白人街と黒人街があり、常に暴動が絶えなかった。
へたすりゃ、銃撃戦だってあった。
悲しいが国内戦争だ。今では平和になっていることだろう。
横須賀に戻ろう。
私の珈琲館がどぶ板通りの近くにあったので
私もホームシックになると、わざわざ遠回りをして、
どぶ板通りの人並みの空気をたのしんだ。
聞き取れるはずもない会話に
耳をかたむけながら。
そして、一度だけ、その通りのドリンクバーに入ったことがある。
知り合いに付き添って入った店の中は
歩くすき間もないほど、いっぱいだ。
異物な奴が入って来たにもかかわらず
「ハ〜イ、×〇☆〇☆〜!」と声をかけてくれる。
しかし、みんな体はデカイし声もデカイ。
みんな楽しそうだ、こっちまで楽しくなる。
こういったドリンクバーは飲み物、食べ物オール500円だ。
すべて、先払いだ。席は決まっていないし、出たり入ったりするからだ。
もし、横須賀に来たら、是非、
夜のどぶ板通りを冒険しよう。
撮影にもよく使われる。
昨日もちょうど何かの撮影(写真)をしていた。
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2006年10月25日
詐欺だ!やられた。
今、学校では「人を信じちゃいけません」と
指導しているらしい。
信頼ということばがそのうち消えるのではないだろうか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大都会の洗礼、パート2
私も東京来たての頃、みごと大都会の洗礼にあった。
大学の始めの頃は仕送りをしてもらっていたのだが
手持ち金がなくなったので銀行に
お金を下ろしに行った時の出来事だ。
お金を下ろして銀行から出て来た時に
見知らぬスーツ姿の男性が近付いてきて
『ちょっといいですか、ちょっとお願いしたいことがあるんですけど
ジャケットを見ていただきたいのですよ。
ちょっと車の中へいいですか』
私は訳の分からないまま、腕をひっぱられ車の助手席に座らされた。
40才前後だと思われる彼は運転席から後部シートに体を回し、
ビニールに入った、まっさらなジャケットを取り出した。
『実はね、私はジャケットを売り歩いているものだけど
今日の分が5枚だけ売り上げ足りないのよ。
それで、もう帰らないといけないんだけど、
これを質屋に持っていけば2万円くらいで売れるから
お兄さんが買って持って行ってくれないかなぁ
今、いくら持っているの?銀行から出てきたけど
まだ残ってるの?差額はもうけになるよ』
少々、早口で哀れみを感じさせながら
話を続けた。
私のこともチョコチョコ聞きながら
『へぇー、沖繩なんだぁ、私の会社にも沖繩の人が
いるんだよ、この人がそうなんだ』と
手帳を開き住所録の名前を見せた。
名前は覚えていないが見せられただけで
沖繩の人だと分かる名前だった。
信用させるためのひとつの手段である。
「この人、困っているんだなぁ」とは
まったく思っていなかったが、
心にちょっとしたすき間があって
「これ、質屋で売れたらもうかるな」と思った。
その欲をつかれた。
結局、始めに下ろした5千円と通帳に残っていた
全額8千円とで1万3千円。
それでジャケットを2着買った(買わされた)
車を降りて、ハンガーにかけられ、
ビニールでカバーされたジャケット2着を
肩にしょって、アパートに帰った。
車を降りた時、念の為、ナンバーを控えておいた。
(ここは冷静だった)
しばらくして、近所でよく見る質屋に
ジャケットを持って行くことにした。
「本当に2万円で売れるのだろうか」と思う反面
「俺の初めてのビジネスだ!」と意気込む気持ちもあった。
『すみませ〜ん、これを買って欲しいんですけど』
『うちは衣類はやっていないよ』 冷たく断られた。
『そっかぁー』と 思いながらも、
別の質屋に行ってみた。
『衣類はどこもやっていないよ、買っても千円くらいでしょう』
『えーっ、そんなぁ』
だまされた
やっと、気付いたバカがいる。
ちょっと、欲にかられたばかりに。
しかし、このバカでも、ここからがすごい。
「くやしい、控えたナンバーから犯人を捜し、ぶん殴ってやる!」
ウチナーンチュをばかにしやがって。
私は交番に向かった。
詐欺の被害届けを出しに・・・ではない。
そんなに甘くはない。
被害届けを出せばそれで終わってしまう。
そう考えた私は交番でこう言った。
『すみません、昨日、僕が変な人にからまれて困っているときに
助けてくれた人がいて、車でさっと帰ったので、ナンバーだけ
控えておいたんですけど本当に助かったのでお礼を送りたいのですが、
住所録を調べていただけないでしょうか』
『そうなんですか』
私の演技がよかったのか、あっさり調べてくれた。
今の時代ならとんでもないことだ。
個人情報を勝手に教えるなんて。
私も一種の詐欺だろうか。
住所は東京の反対側だったが
行くしかない!
昨日はビジネスマン、今日は名探偵
実は、その気になりやすいタイプなのか。
『そりゃ、だまされるわぃ』 天の声がした。
ここではだまされたくやしさより、
名探偵に酔っている自分がいた。
知らない町に着き、電信柱の住所を見ながら、
犯人のアジトを捜す。
その住所にたどりつくまでに1時間位かかった。
『ここかぁー』
『やられた』
ただの空き地だ。
もともとからの詐欺師かぁ。
完敗だ。
しかし、ここまで読んでくれた人に
こんなオチでいいのだろうか。
ここまで引っ張っておいて。
でも、結果的にはその後においてこのことが
勉強になったことは言うまでもない。
その時は『これが東京かぁ』と真剣に思った。
取り合えず、被害額は少なくてよかた。
仕送り前だったので不幸中の幸いだ。
ドラマのような話だが現実におこるのだ。
これから大都会に旅立つ若者よ!
いろいろな甘い話に注意しろよ。
そして、夢に向かって頑張れ!
(ここでも成りきっている奴がいる)
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2006年10月23日
正義のヒーロー!
私が珈琲館の専修大学前本店にいたころの話です。
本店ということもあり、毎日が忙しい店でした。
その店のお客様にいらっしゃる度に
文句をつけるお客様がいたのです。
『今日のコーヒー苦いぞ』
「すみません、すぐお取り換えいたします」
『今日のコーヒーぬるいな』
「ハイ、すぐ熱いのをお持ちします」
『コーヒー、まだか』
「ただ今、お持ちします」
などなど、みんな嫌がっていました。
でも、私たちの戦う武器は
サービスという武器しかないのです。
とことん心を込めてサービスしました。
それでも、クレームはおさまりません。
更に笑顔でサービス、サービス。
店側が嫌な顔をすると負けです。
勝ち負けではないのですが
意地でも負けたくなかったのです。
ある日のこと
いつもながら混んでいて、本当にコーヒー
一杯出すのにも時間がかかっていました。
そんな時、いつもと違うお客様が怒鳴っているのです。
大声で
『コーヒー、まだなのか、こっちは急いでんだぞ!』
「ハイ、すみません、ただ今・・」
それでも、怒鳴り声をあげていました。
その時です、
『ぐたぐた言うな、ここはなぁ、一杯一杯手で入れてんだ。
だからおいしんだ。急いでいるんだったら帰れ!』
いつものお客様なのです。
ちょっとびっくりです。
怒鳴ったお客様は怒って帰って行きましが
いつものお客様は正義のヒーロー気分。
『すみません、ありがとうございます』
こっちも助かったので素直にお礼を言いました。
その日からです
そのいつものお客様が変わったのは
全くクレームを言わなくなったのです。
いわゆる、『人のふり見て、我がふり直せ』
ってことですかね。
こんなこともあるんだなと感心するばかりです。
でも、どんなに文句を言うお客様でも毎日いらっしゃってくれるお客様は大事ですよね。
この店が好きだから
毎日来てくれているのですから。
『店主のひとり言』 より

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本店ということもあり、毎日が忙しい店でした。
その店のお客様にいらっしゃる度に
文句をつけるお客様がいたのです。
『今日のコーヒー苦いぞ』
「すみません、すぐお取り換えいたします」
『今日のコーヒーぬるいな』
「ハイ、すぐ熱いのをお持ちします」
『コーヒー、まだか』
「ただ今、お持ちします」
などなど、みんな嫌がっていました。
でも、私たちの戦う武器は
サービスという武器しかないのです。
とことん心を込めてサービスしました。
それでも、クレームはおさまりません。
更に笑顔でサービス、サービス。
店側が嫌な顔をすると負けです。
勝ち負けではないのですが
意地でも負けたくなかったのです。
ある日のこと
いつもながら混んでいて、本当にコーヒー
一杯出すのにも時間がかかっていました。
そんな時、いつもと違うお客様が怒鳴っているのです。
大声で
『コーヒー、まだなのか、こっちは急いでんだぞ!』
「ハイ、すみません、ただ今・・」
それでも、怒鳴り声をあげていました。
その時です、
『ぐたぐた言うな、ここはなぁ、一杯一杯手で入れてんだ。
だからおいしんだ。急いでいるんだったら帰れ!』
いつものお客様なのです。
ちょっとびっくりです。
怒鳴ったお客様は怒って帰って行きましが
いつものお客様は正義のヒーロー気分。
『すみません、ありがとうございます』
こっちも助かったので素直にお礼を言いました。
その日からです
そのいつものお客様が変わったのは
全くクレームを言わなくなったのです。
いわゆる、『人のふり見て、我がふり直せ』
ってことですかね。
こんなこともあるんだなと感心するばかりです。
でも、どんなに文句を言うお客様でも毎日いらっしゃってくれるお客様は大事ですよね。
この店が好きだから
毎日来てくれているのですから。
『店主のひとり言』 より
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2006年10月21日
待ち合わせ『店主のひとり言』より
コーヒーを飲んでいる。
♪カラン コロン♪
入口のドアが開くたびに顔をあげ、
しきりに気にしている。
待ち合わせだ。
きっと、彼は仕事が遅くれて、待ち合わせの時間を過ぎているのだろう。
「遅〜い」と思いながらも、
何事もないようにふるまっている。
♪カラン、コロン♪
男の人が入って来て手をあげた。
彼女と目が合う。
次の瞬間である。
私が喫茶店をやっていて
ひとつの楽しみに次の瞬間がある。
それは、彼女が彼の顔を見たとたんに
見せる笑顔だ。(ちょっと、あぶない?)
その笑顔はその人の最高の笑顔だ。
安堵感と喜びとが一緒になった、
なんとも言えない可愛いさがある。
私はその瞬間の笑顔を見るのが好きだ。
これは年齢に関係なく、
デートの待ち合わせで見られる笑顔である。
その笑顔を集めて写真集を作れば
絶対に売れるにちがいない。
しかし、ほんとに瞬間の笑顔なので
その瞬間にシャッターを切ることができるだろうか。
きっと、あなたも見せている筈、
瞬間の最高の笑顔
『店主のひとり言』 より
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2006年10月19日
大好きな夏が・・・
とうとう、今年も大好きな夏が終わってしまった。
私は沖縄生まれだからか、やっぱり夏が好きだ。
躍動的で、世界がまぶしくて、
ちょっと働いただけで汗をかくのですごく働いた気分になれる(訳はないか)
最近は沖縄も関東も夏の暑さに
差がないような気がする。
気象の変化だろうか。
もっとも、太陽が肌を刺す力は
まだまだ、沖縄は負けていないだろう。
このブログを読んでいる人はやっぱり
沖縄の人が多いのだろうか。
ならば、逆に冬の話をしよう。
私は大学を卒業して、都内のスポーツ店に就職したのだが、
そこで先輩に初めてスキーに連れて行ってもらった。
夕方出発にし、
車で走っていると、だんだん雪道になって来た。
タイヤにチェーンをはかすというのも初体験だ。
4時間くらい走っただろうか、やっと着いた。
苗場プリンス、スキーをやる人なら
誰でも知っているところだ。
先輩のお父様が持っているカナディアンログハウスに着いた。
地面から2枚の屋根が生えて、
弧を描き上で交わった状態のログハウスだ。
正面から見ると、立てたアイロンの底を見ている感じだろうか。
雪は降っていないが周り一面に積もっている。
車を降りたら寒〜い!なんてたって寒〜い。
この寒〜いを表現できる、うちなぁぐち(沖縄言葉)は
さすがに南国にはないと思う。
ログハウスの中に入り、先輩たちはストーブを着けたり、
お風呂を入れたり、てきぱき動いている。
私はリビングの真中でこごえたまま突っ立っている。
あまりもの寒さで体が動かない。
部屋が暖まり、あつ〜いお風呂に入って、
明日の個人レッスンの話をしながら、
床についたのは夜中の2時を過ぎていた。
『いい天気だぁー!』
まっ白な雪に朝日がはねかえると、キラキラまぶしい。
こんなきれいな白があるなんて。
これを見るとどんなブ男でもロマンチストに
なるのではないだろうか。
『今日はあったか〜い』
『さぁ、いよいよ滑るぞぉー』
ゲレンデはすでにカラフルな色でいっぱいだ。
砂糖の山にたくさんのビー玉を転がしたように流れてくる。
『これがスキーかぁ!』 大感動!
ここへ来る前に一度、人工スキー場で練習したのだが
自然はやっぱり違う。
ダイナミック isハッピーだ! (よくわからん)
午前中は初心者コースで練習
ボーゲン(足を八の字にして滑る)はバッチリだ。
コツを覚えると割と滑れるものだ。
それでも、何度も転び、尻もちをつく。
雪の上だから、それもまた楽し。
午後はいよいよ中級者コースだ。
先輩も私に教えることに飽きたとみえて
『うん、もう大丈夫、上へ行こう』
『えーっ、ホントかよ』
リフトに乗るのも苦労しながら、
やっと、中級者コースにたどりついた。
『えーっ、こんな坂、滑れる訳ないよーっ、
しかも、でこぼここぶだらけじゃないかぁ』
少しずつ移動する足はガクガク
まるで、生まれたての小鹿のようだ。
『先にそこまで降りて待っているから』
先輩は先に30メートルくらい下まで
華麗に滑り、華麗に止まった。
『カモーン!』
『何がカモーンだよ、こちとら昔、アメリカ人だぞぉ』
(こんなとこで、いばってもしょうがない)
『えー、こんなとこ滑るのかよ』
と思いながら、恐る恐るスキーをずらしていった。
ズリズリ、ズリズリ
「ほんとにこんなとこすべるのかよ」
ズリズリ、 ズリズリ
と その瞬間、スキーが暴れ馬のごとく、走り出した。
『うわぁー!』
こぶの上をポンポン跳ねる。
頭の先までガクンガクン振動がくる。
そして、ついにふんばりきかず大転倒!
ひっくり返ったカメ状態だ。
背中で滑ってるー、起き上がれない、止まらない。
このまま身をまかせるしかなかった。
『おーい!』
先輩を追い越し、声が遠ざかっていく。
やっと、なだらかなところで止まった。
『ホッ』とした。
と、思ったら周りに女の子がいっぱいで
『ポッ』とした。
『もう、スキーなんてイヤだぁー』
そして、次のシーズン
先輩とならんで華麗に滑っている
私がいた。
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躍動的で、世界がまぶしくて、
ちょっと働いただけで汗をかくのですごく働いた気分になれる(訳はないか)
最近は沖縄も関東も夏の暑さに
差がないような気がする。
気象の変化だろうか。
もっとも、太陽が肌を刺す力は
まだまだ、沖縄は負けていないだろう。
このブログを読んでいる人はやっぱり
沖縄の人が多いのだろうか。
ならば、逆に冬の話をしよう。
私は大学を卒業して、都内のスポーツ店に就職したのだが、
そこで先輩に初めてスキーに連れて行ってもらった。
夕方出発にし、
車で走っていると、だんだん雪道になって来た。
タイヤにチェーンをはかすというのも初体験だ。
4時間くらい走っただろうか、やっと着いた。
苗場プリンス、スキーをやる人なら
誰でも知っているところだ。
先輩のお父様が持っているカナディアンログハウスに着いた。
地面から2枚の屋根が生えて、
弧を描き上で交わった状態のログハウスだ。
正面から見ると、立てたアイロンの底を見ている感じだろうか。
雪は降っていないが周り一面に積もっている。
車を降りたら寒〜い!なんてたって寒〜い。
この寒〜いを表現できる、うちなぁぐち(沖縄言葉)は
さすがに南国にはないと思う。
ログハウスの中に入り、先輩たちはストーブを着けたり、
お風呂を入れたり、てきぱき動いている。
私はリビングの真中でこごえたまま突っ立っている。
あまりもの寒さで体が動かない。
部屋が暖まり、あつ〜いお風呂に入って、
明日の個人レッスンの話をしながら、
床についたのは夜中の2時を過ぎていた。
『いい天気だぁー!』
まっ白な雪に朝日がはねかえると、キラキラまぶしい。
こんなきれいな白があるなんて。
これを見るとどんなブ男でもロマンチストに
なるのではないだろうか。
『今日はあったか〜い』
『さぁ、いよいよ滑るぞぉー』
ゲレンデはすでにカラフルな色でいっぱいだ。
砂糖の山にたくさんのビー玉を転がしたように流れてくる。
『これがスキーかぁ!』 大感動!
ここへ来る前に一度、人工スキー場で練習したのだが
自然はやっぱり違う。
ダイナミック isハッピーだ! (よくわからん)
午前中は初心者コースで練習
ボーゲン(足を八の字にして滑る)はバッチリだ。
コツを覚えると割と滑れるものだ。
それでも、何度も転び、尻もちをつく。
雪の上だから、それもまた楽し。
午後はいよいよ中級者コースだ。
先輩も私に教えることに飽きたとみえて
『うん、もう大丈夫、上へ行こう』
『えーっ、ホントかよ』
リフトに乗るのも苦労しながら、
やっと、中級者コースにたどりついた。
『えーっ、こんな坂、滑れる訳ないよーっ、
しかも、でこぼここぶだらけじゃないかぁ』
少しずつ移動する足はガクガク
まるで、生まれたての小鹿のようだ。
『先にそこまで降りて待っているから』
先輩は先に30メートルくらい下まで
華麗に滑り、華麗に止まった。
『カモーン!』
『何がカモーンだよ、こちとら昔、アメリカ人だぞぉ』
(こんなとこで、いばってもしょうがない)
『えー、こんなとこ滑るのかよ』
と思いながら、恐る恐るスキーをずらしていった。
ズリズリ、ズリズリ
「ほんとにこんなとこすべるのかよ」ズリズリ、 ズリズリ
と その瞬間、スキーが暴れ馬のごとく、走り出した。
『うわぁー!』
こぶの上をポンポン跳ねる。
頭の先までガクンガクン振動がくる。
そして、ついにふんばりきかず大転倒!
ひっくり返ったカメ状態だ。
背中で滑ってるー、起き上がれない、止まらない。
このまま身をまかせるしかなかった。
『おーい!』
先輩を追い越し、声が遠ざかっていく。
やっと、なだらかなところで止まった。
『ホッ』とした。
と、思ったら周りに女の子がいっぱいで
『ポッ』とした。
『もう、スキーなんてイヤだぁー』
そして、次のシーズン
先輩とならんで華麗に滑っている
私がいた。
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2006年10月18日
地震だぁ!
初体験!先週の地震の時
エレベーター内で地震発生。
震度4。
いままで、なんども地震を体験しているが
エレベーターの中では始めてだ。
しかも、狭いエレベーターでひとりっきりだった。
みなさんはエレベーターの中での地震、
体験したことがあるだろうか。
私は結構、冷静な方だと思うのだが
狭い個室の中だと、さすがの私も天に祈った。
『止まるなよ、止まるなよ』 ガタガタ、ガタガタ
7階まで行くところでちょうど
3階あたりだった。
エレベーターに乗った時に地震を感じたら
各階のボタンを全部押して止まった階で
おりなさいと言う注意がある。
『そうだ!』と気付いた時には遅かった
7階に着いた。
取りあえず『ほっ』とした。
生きてて良かった。
エレベーターの中での地震は
体験したくないものだ。
まるで、『おまけ、何が入っているのかなぁ、カラカラカラ』
って、グリコの箱を振っている、
その中のおまけの気分だ。
(って、そっちの方が体験できんわぃ!) まぁまぁ。
一度、おまけになってみたい気もするが。
でも、沖縄はほとんど地震ないよな。
私は19歳まで沖縄にいたが
地震は一度あっただけだ。震度4だったけど。
看板が大きくゆれていたのを覚えている。
雪は当然、降らないが、
あられが一度だけ降った。
傘をさかさにして拾ったものだ。
その代わり、台風とは友達みたいなものだ。
ノックもせずに入ってくる。なれなれし過ぎる。
沖縄の人は地震を体験していない人が多いだろう。
そして、きっと、沖縄に移り住む人の理由に
『地震がない』ことはベスト5に
入っているのではないだろうか。
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2006年10月17日
逗子マリーナに来てま〜す。
今日は神奈川県の逗子マリーナに来ています。
天気は晴れたり曇ったりです。
私の部屋がある、リゾートマンションで~す。
そして、私の相棒のクルーザーで~す。
ちょっと、見にくいですが、逗子マリーナにある
結婚式場で~す。
来月、愛する娘がここで結婚式を挙げます。
な~んて、ぜ~んぶ、夢で~す。
だったらいいなーなんて!
通りすがりの逗子マリーナでした。
どこかのオーナーさん、
勝手に写真撮ってごめんなさい。
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2006年10月13日
ジェラシー!
前にも話したが私は小学生の
ソフトボールチームのコーチをやっている。
子供のお父さん方が何人か
コーチをやっているのだが
ある日、ひとりのコーチの家族が店に来てくれた。
コーチが来てくれたのは初めてだったので、うれしかった。
子供は私の息子よりふたつ上なのだが
よく一緒に遊ぶ。
いつもと違う私の姿にちょっとびっくり。
コーヒーもサンドイッチもいっぱい頼んでくれた。
子供たちにとってはファミレスの方が
良かったのかもしれないがうれしいことである。
私がその家族と親しげに話していたので
アルバイトの女の子の一人が
『知り合いの方ですか?』
『うん、子供が一緒にソフトボールをやっているんだ。
お父さんもコーチをやっているんだ』
『あのお父さん、カッコイイ!』
『えっ、うそ(失礼)』
『うん、なんかカッコイイよ、
優しそうだし、理想のお父さんだな』
『うん、うん』 もう一人の子もうなずいた
二十歳そこそこの女の子が
お父さんカッコイイなんて。
『そうか、ああ言うお父さんがカッコイイんだ』
体格もがっちりしていて
家族にも気配りしている。
うーん、確かに理想のお父さんだ。
そう思いながも私はちょっと
ジェラシー!
その前に、ここにひとりいるだろう。
『カッコイイお父さんが!』
アルバイトの女の子に
『てんてん、それ取って』
なんて、呼ばれている店長が
カッコイイ訳ないか。
初めて買った携帯の操作がわからないので
アルバイトの子にまかせたら
いまだに、アドレスにtentenと入っている。
そうそう、そのカッコイイお父さんは
甲子園にも行っているんだ。
方や、私は名も知らぬ沖縄の
弱っちい高校。
こんなとこで差がでたか。
『えーぃ、こうなったら息子でリベンジだ!』
(なんのリベンジだ)
『店主のひとり言』 より
伊藤コーチ、良かったねぇ、あの時行っておいて。
今じゃ、ひざは痛いって言ってるし、
お互い体格もくずれてきてるし
でも、まだまだ老体ムチ打ち頑張らねば、 ですね。
コメントをよくいただく、0番のママさんのパパも
きっと頑張っているんですよね。
みんなで頑張ろう! オゥ!
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2006年10月12日
パリパリ派?しっとり派?
最初に考えた人はすごいよね。
コンビニもない時代に道端で売ったのが
始まりだと聞いたことがある。
大ヒットだったらしいが。
今ではおにぎり1こ1こがちゃんと包装されて
のりを後から巻けるのでパリパリのままだ。
当たり前になったけど便利なもんだ。
とは言っても、私はのりがしっとり派なのだ!
ご飯にペターッとくっついている方がいい。
パリパリのりが特にキライと言う訳ではないが
上あごにのりがペタっとくっつくのがイヤなのと
機械的で何か作られたおにぎり
という感覚になってしまう。
しっとりおにぎりは作られたと言うより
おばあちゃんの手でにぎられた、そんな感じが好きだ。
ちなみに家族4人の中で私だけがしっとり派なのだ。
うちの奥さんは
『のりがパリパリだからおいしいんじゃない』
と言っている。
子供ふたりも一緒だ。
母親の影響と言うのは大きいものだ。
こういうところにも表われている。
時々、3対1で言い合いになることもある。
一人でもこれだけは折れない。
相手も折れない。
と言っても、お弁当にはちゃんと
しっとりで入れてくれるけどね。(ちょっとおのろけ?)
みなさんはパリパリ派? しっとり派?
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2006年10月11日
前回のつづき!
烏山くんは自転車が乗れるようになって楽しくてしょうがありません。
店が終わっては自転車に乗ってひとりで練習していました。
そんな彼を見て、お客様の一人である、近所のおばちゃんが
『うちに自転車余っているから、やるよ。ボロっちいけどね』
古ーい、ママチャリでしたが彼は大喜び。
住んでいるアパートから店まで100メートルもなかったけど、自転車通勤が始まったのです。
そして、休日になると1日中、自転車に乗って
なんと、新宿とか渋谷とか都心への
サイクリングをするようになったのです。
ママチャリでですよ。
みんなびっくりです。
よっぽど楽しくてしょうがないんですね。
ただ、片手乗りはさすがにまだ出来ないようです。
それから、2か月くらい経った頃
彼は突然、新車に乗って来たのです。
給料を必要なもの以外はまったく使わず貯金して
前から欲しかった自転車を手にいれたのです。
当時10万円くらいもしてギアが何段もある高級サイクリング車でした。
これまた、みんなびっくり
しかも、ドロップハンドル。(ちょっと、ぎこちなかったけど)
そして、更なるおどろきは
彼は突然、店をやめてしまったのです。
なんと、当時、流行の自転車便の会社へ転職したのです。
混雑の都内を自転車でかいくぐるように走り、
会社から会社へ書類を届ける自転車の運送会社です。
みんな
『えーっ、うっそだろー』
って感じでした。
コーヒーを運ぶために教えた自転車
結局、コーヒーは一度も運ぶことはなく
烏山くんは新しい道へと飛び立って行きました。
自転車乗りの特訓
良かったのか、悪かったのか?
でも、「きっと、烏山くんは生き生きと仕事をして、
爽快に自転車を飛ばしているんだろうな」
そんなことを考えると
「まっ、いいか」 と、微笑んでしまいます。
『店主のひとり言』 より
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店が終わっては自転車に乗ってひとりで練習していました。
そんな彼を見て、お客様の一人である、近所のおばちゃんが
『うちに自転車余っているから、やるよ。ボロっちいけどね』
古ーい、ママチャリでしたが彼は大喜び。
住んでいるアパートから店まで100メートルもなかったけど、自転車通勤が始まったのです。
そして、休日になると1日中、自転車に乗って
なんと、新宿とか渋谷とか都心への
サイクリングをするようになったのです。
ママチャリでですよ。
みんなびっくりです。
よっぽど楽しくてしょうがないんですね。
ただ、片手乗りはさすがにまだ出来ないようです。
それから、2か月くらい経った頃
彼は突然、新車に乗って来たのです。
給料を必要なもの以外はまったく使わず貯金して
前から欲しかった自転車を手にいれたのです。
当時10万円くらいもしてギアが何段もある高級サイクリング車でした。
これまた、みんなびっくり
しかも、ドロップハンドル。(ちょっと、ぎこちなかったけど)
そして、更なるおどろきは
彼は突然、店をやめてしまったのです。
なんと、当時、流行の自転車便の会社へ転職したのです。
混雑の都内を自転車でかいくぐるように走り、
会社から会社へ書類を届ける自転車の運送会社です。
みんな
『えーっ、うっそだろー』
って感じでした。
コーヒーを運ぶために教えた自転車
結局、コーヒーは一度も運ぶことはなく
烏山くんは新しい道へと飛び立って行きました。
自転車乗りの特訓
良かったのか、悪かったのか?
でも、「きっと、烏山くんは生き生きと仕事をして、
爽快に自転車を飛ばしているんだろうな」
そんなことを考えると
「まっ、いいか」 と、微笑んでしまいます。
『店主のひとり言』 より
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2006年10月10日
長崎の人は自転車に乗れない?
本当でしょうか?
長崎は坂の町だから自転車に
乗っていられない、と聞きました。
よって、自転車に乗る機会がないので
自転車に乗れないとも。
本当ですか?
長崎の方見ていたら教えてください。
その話を聞いた長崎の人のことなのですが、
私が東京の牛込北町という商店街で
珈琲館の店長をやっている時の話ですが、
従業員に烏山くんという長崎出身の男の子がいました。
年は24歳で、東京に出て来た目的は特にないとのこと。
そのお店は近くに大日本印刷という最大手の
出版会社があり、その関係で店内よりもコーヒーや
サンドイッチの出前の方が忙しい店だったのです。
まわりも関連した会社が多く、
とにかく出前の多い店でした。
そこで、自転車が必要となる訳です。
烏山くんが、このお店に配属になってきた時には
当然、自転車に乗れるものだと思っていました。
配属命令を出した本部でさえ、
疑ってもいなかったようです。
自転車に乗ったことがないのです。
長崎は坂が多いので自転車は
かえって不便な乗り物らしいです。
仕方がないので彼だけは走って
出前に行ってもらっていました。
出前は時間との勝負なので、
彼も一生懸命走っていました。
それでも、半年くらいは走っていましたが
やっぱり、自転車の方がいい。
『よし、自転車乗れるように練習しよう』
『えぇーっ!』
彼はしぶしぶ、生まれて初めての自転車に
乗せられることになりました。
店を閉店して、みんなが帰った後
うら通りで自転車乗りの特訓が始まったのです。
私が後ろの荷台をささえていざ、スタート。
もちろん、初めてですから子供に教えるのと一緒です。
後ろをささえながらフラフラ走ります。
ただ、大の大人ですから
ささえている方が重いのなんのって、
さすがに私の方が30分くらいでへばってしまって
かなり、腰にきていました。
「補助輪をつけたろかと」と思ったくらい。
近所にはお客様も多く、夜な夜な練習しているのも
有名になり、お店で冷やかされることもありました。
そして、私の手からはなれ、
一人乗り出来るまでになり
3週間くらいで、どうにか
まっすぐ走れるようになりました。
コーヒーの出前は片手でカップの入ったかごを
持たないといけません。
当然、両手でやっと乗れるようになった
烏山くんにはとんでもない話です。
最初のうちは、自転車のかごに入れて運べる
サンドイッチの出前をして慣れてもらうことにしました。
その後、烏山くんが思いもよらぬことになります。
つづきは次回のおたのしみ!
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長崎は坂の町だから自転車に
乗っていられない、と聞きました。
よって、自転車に乗る機会がないので
自転車に乗れないとも。
本当ですか?
長崎の方見ていたら教えてください。
その話を聞いた長崎の人のことなのですが、
私が東京の牛込北町という商店街で
珈琲館の店長をやっている時の話ですが、
従業員に烏山くんという長崎出身の男の子がいました。
年は24歳で、東京に出て来た目的は特にないとのこと。
そのお店は近くに大日本印刷という最大手の
出版会社があり、その関係で店内よりもコーヒーや
サンドイッチの出前の方が忙しい店だったのです。
まわりも関連した会社が多く、
とにかく出前の多い店でした。
そこで、自転車が必要となる訳です。
烏山くんが、このお店に配属になってきた時には
当然、自転車に乗れるものだと思っていました。
配属命令を出した本部でさえ、
疑ってもいなかったようです。
自転車に乗ったことがないのです。
長崎は坂が多いので自転車は
かえって不便な乗り物らしいです。
仕方がないので彼だけは走って
出前に行ってもらっていました。
出前は時間との勝負なので、
彼も一生懸命走っていました。
それでも、半年くらいは走っていましたが
やっぱり、自転車の方がいい。
『よし、自転車乗れるように練習しよう』
『えぇーっ!』
彼はしぶしぶ、生まれて初めての自転車に
乗せられることになりました。
店を閉店して、みんなが帰った後
うら通りで自転車乗りの特訓が始まったのです。
私が後ろの荷台をささえていざ、スタート。
もちろん、初めてですから子供に教えるのと一緒です。
後ろをささえながらフラフラ走ります。
ただ、大の大人ですから
ささえている方が重いのなんのって、
さすがに私の方が30分くらいでへばってしまって
かなり、腰にきていました。
「補助輪をつけたろかと」と思ったくらい。
近所にはお客様も多く、夜な夜な練習しているのも
有名になり、お店で冷やかされることもありました。
そして、私の手からはなれ、
一人乗り出来るまでになり
3週間くらいで、どうにか
まっすぐ走れるようになりました。
コーヒーの出前は片手でカップの入ったかごを
持たないといけません。
当然、両手でやっと乗れるようになった
烏山くんにはとんでもない話です。
最初のうちは、自転車のかごに入れて運べる
サンドイッチの出前をして慣れてもらうことにしました。
その後、烏山くんが思いもよらぬことになります。
つづきは次回のおたのしみ!
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2006年10月05日
泣き虫な父親。
私は自慢じゃないが泣き虫である。
涙腺が弱いとよく言うけれど私の場合は壊れているんじゃないかと思うくらい、すぐに泣く。
笑っても涙が出てしまう。
自分でも困ったもんだと思う。
悔し涙は一度も流したことはないのだが、感動の涙だけは止まらない。
特にスポーツの感動には弱い。
高校野球も経験があるので夏の甲子園を見ると毎試合泣いている。
例えばチャンスの時にいつも打てないバッターがヒットを打つと感動のあまり、その人の代わりに泣いてしまう。
負けて悔し涙を流している球児より、勝って感動の涙を流している方に弱い。
ましてや、その親の喜びの涙が映し出されると自分とだぶらせてしまって、自分の息子に置き換える。
どこの親でもそうだと思うが自分が成しえなかった夢を子供に託してしまう。
今では家族の前でも良く泣く。
テレビのドラマやドキュメンタリー番組で感動の場面があるとやっぱり泣いている。
家族4人の一番後ろで見ているのだが、そんな場面になると、決まって前の3人が振り返る。
「やっぱり」と言う顔をして、すぐ向き直るのだが、特に家族の前でも涙をかくさなくなってからは平気で泣くことにしている。
子供たちが涙の理由が解る年頃になったからだろうか。
強いばかりのお父さんもいいけど、弱いところを見せてもいいんじゃないかな。
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涙腺が弱いとよく言うけれど私の場合は壊れているんじゃないかと思うくらい、すぐに泣く。
笑っても涙が出てしまう。
自分でも困ったもんだと思う。
悔し涙は一度も流したことはないのだが、感動の涙だけは止まらない。
特にスポーツの感動には弱い。
高校野球も経験があるので夏の甲子園を見ると毎試合泣いている。
例えばチャンスの時にいつも打てないバッターがヒットを打つと感動のあまり、その人の代わりに泣いてしまう。
負けて悔し涙を流している球児より、勝って感動の涙を流している方に弱い。
ましてや、その親の喜びの涙が映し出されると自分とだぶらせてしまって、自分の息子に置き換える。
どこの親でもそうだと思うが自分が成しえなかった夢を子供に託してしまう。
今では家族の前でも良く泣く。
テレビのドラマやドキュメンタリー番組で感動の場面があるとやっぱり泣いている。
家族4人の一番後ろで見ているのだが、そんな場面になると、決まって前の3人が振り返る。
「やっぱり」と言う顔をして、すぐ向き直るのだが、特に家族の前でも涙をかくさなくなってからは平気で泣くことにしている。
子供たちが涙の理由が解る年頃になったからだろうか。
強いばかりのお父さんもいいけど、弱いところを見せてもいいんじゃないかな。
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2006年10月03日
カニ捕り合戦!
夜の砂浜のカニ捕り合戦!
やったことあります?
沖縄では海のキャンプが多いですよね。
今では浜辺もビーチになっているところが多いですが、30年前くらいは結構自由に浜辺に入り、キャンプができたんですよ。そして、マイポイントがあって、友達みんなで行っていましたね。
夕飯も終わりキャンプファイヤーでの話も尽きた頃、
『じゃ、やるか!』
カニ捕り合戦です。
で、そのカニ捕り合戦というのは深夜にポリバケツとか洗面器、そして、大きめの懐中電燈を持って行くのです。
ひとりが懐中電灯を持ち、あとの2、3人がバケツやら洗面器を持つ。
夜の浜辺はカニだらけなんです。
小さいのから大きいのまで夜風にあたって浜辺一面にいるのです。
まわりは月あかりくらいでほとんど暗闇です。
静かに砂浜に降りて行きます。
『いる、いる、いる』
息をひそめて時を待ちます。
そして、
『よ〜い、ドン!』の合図で懐中電灯が点灯。サーチライトのごとく、カニを照らします。
砂浜いっぱいのカニの群れがいっせいに散らばります。
「人間が来たぞぉー!かくれろー!」
さささささっ、 ざわざわざわ、
カニカニカニ。
巣の中に逃げるカニ、海に逃げるカニ。あたふたするカニ。
サーチライトが一匹のカニをとらえました。
そのカニにバケツやら洗面器をかぶせるのです。
カニは早いし、ジグザグに逃げるので、追っかけるのが大変。
『あーっ、あっち、あっち』
『こっち、こっち』
『走れー!』
あっちでころび、こっちでダイビング。
みんなでぎゃーぎゃー言いながら逃げまわるカニをつかまえるのです。
一匹つかまえると、ライトを消して身をひそめます。
カニたちがおそるおそる巣から出てきます。月あかりで出てくる影がかすかに見えます。
出そろったかな、『よぉーし』
『GO!』
「来たぁー、逃げろー」
さささささっ、カニカニカニカニ。あっち、あっち。こっち、こっち。
ギャハハハハ、わぃわぃわぃ。
もう、うるさいったらありゃしない。
砂の上を走るのでかなりの運動量です。
しかし、これがひじょ〜に面白い。
ビーチバレーなんて比じゃないですね。
最後に、50匹くらいのつかまえたカニをいっせいに逃がすのです。
この時は何故か海に向かってまっしぐらです。
『また、遊ぼうなぁ』
「誰が遊ぶか、ば〜か!」
きっと、そう言っているに違いない。
50年生きて経験した私の遊びの中ではベスト3に入るでしょう。
是非、機会があったらやってみて下さい。
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沖縄では海のキャンプが多いですよね。
今では浜辺もビーチになっているところが多いですが、30年前くらいは結構自由に浜辺に入り、キャンプができたんですよ。そして、マイポイントがあって、友達みんなで行っていましたね。
夕飯も終わりキャンプファイヤーでの話も尽きた頃、
『じゃ、やるか!』
カニ捕り合戦です。
で、そのカニ捕り合戦というのは深夜にポリバケツとか洗面器、そして、大きめの懐中電燈を持って行くのです。
ひとりが懐中電灯を持ち、あとの2、3人がバケツやら洗面器を持つ。
夜の浜辺はカニだらけなんです。
小さいのから大きいのまで夜風にあたって浜辺一面にいるのです。
まわりは月あかりくらいでほとんど暗闇です。
静かに砂浜に降りて行きます。
『いる、いる、いる』
息をひそめて時を待ちます。
そして、
『よ〜い、ドン!』の合図で懐中電灯が点灯。サーチライトのごとく、カニを照らします。
砂浜いっぱいのカニの群れがいっせいに散らばります。
「人間が来たぞぉー!かくれろー!」
さささささっ、 ざわざわざわ、
カニカニカニ。
巣の中に逃げるカニ、海に逃げるカニ。あたふたするカニ。
サーチライトが一匹のカニをとらえました。
そのカニにバケツやら洗面器をかぶせるのです。
カニは早いし、ジグザグに逃げるので、追っかけるのが大変。
『あーっ、あっち、あっち』
『こっち、こっち』
『走れー!』
あっちでころび、こっちでダイビング。
みんなでぎゃーぎゃー言いながら逃げまわるカニをつかまえるのです。
一匹つかまえると、ライトを消して身をひそめます。
カニたちがおそるおそる巣から出てきます。月あかりで出てくる影がかすかに見えます。
出そろったかな、『よぉーし』
『GO!』
「来たぁー、逃げろー」
さささささっ、カニカニカニカニ。あっち、あっち。こっち、こっち。
ギャハハハハ、わぃわぃわぃ。
もう、うるさいったらありゃしない。
砂の上を走るのでかなりの運動量です。
しかし、これがひじょ〜に面白い。
ビーチバレーなんて比じゃないですね。
最後に、50匹くらいのつかまえたカニをいっせいに逃がすのです。
この時は何故か海に向かってまっしぐらです。
『また、遊ぼうなぁ』
「誰が遊ぶか、ば〜か!」
きっと、そう言っているに違いない。
50年生きて経験した私の遊びの中ではベスト3に入るでしょう。
是非、機会があったらやってみて下さい。
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2006年10月02日
クック、クックの笑い声。
沖縄の人が東京などに出て来ると必ずや電車にまつわる失敗談はあるだろう。
私が大学2年目くらいになった頃、沖縄から友達が遊びに来た。
私も東京生活に慣れて少しは東京案内が出来るようになっていた。
1日目は都心に連れていってあげて、2日目は高尾山に連れて行くことにした。
以前、学校の友達に連れていってもらって近いし、そんなに高い山でもないので初心者でも楽しかったからだ。
沖縄には山がないので是非連れていってあげようと思ったのだ。
確か京王線という電車だったと思うが、新宿駅発の電車だ。
私は友達にいかにも
「俺は東京人だぜ」 とでも言いたいかのように、
「ここで切符を買って」そして、改札前の路線地図を見ながら「ここまで行くからな、ちょっと長旅だからな」と説明した。
改札をぬけて、何番線が先に出るのか電光掲示板を見たら、後1分で急行が出る。
「アイヒャー、デージ(おーっと、大変だ)、走れ!」
私はその急行を逃すと多分、次まで20分くらい待つことになるだろうととっさに判断したので、ウチナァーンチュらしくもなく急がせた。2人してもうダッシュで階段をかけあがった。
「東京はさぁ、とにかく走るんだよ、人が走ったらさぁ、とにかく走れ」って訳の分からないことを言っていたような気がする。
ジリリリリリリーン 発車のベルだぁ!
当時は今のような流れる音楽ではなく、ジリリーンのベルだ。このベル音が人の気持ちを「走れ!」と掻き立て、危険なので今のおだやかな音楽にしたのだ。
正に今、私たちがそれである。
発車のベルだぁ!走れぇー!
さすがに2人共、運動部出身だけに速かった。
階段をかけあがり、近くのドアに飛び込んだ。そのいきおいでシートに「どーん」と座った。
『はぁはぁはぁはぁ、間に合ったぁ、はぁはぁはぁはぁ、良かったぁー』
と その瞬間、向かいの電車のドアが閉まり、静かぁ〜に出て行った。何事もなかったかのように・・
『何事もない訳ないだろうぉー!』
『間違えたぁー、こっちは各駅だぁ』
2人して大爆笑。『はははは・・はぁはぁ・・はははは・・はぁはぁ』笑いと息が・・
回りに人がいることに気がつき、声を殺したが笑いが止まらない。
すると、回りから声が聞こえる。
「くっくっく」
笑っている。みんなも笑っている。それを聞いてますます笑いが止まらない。
かっこ悪いったらありゃしない(どうした、東京人よ!)
回りも、まだ笑っている。
「くっく、くっく」
『ようこそ♪、ここへ♪』
とでも言っているようだ。
青い鳥になって飛んで行きたぁ〜い。
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私が大学2年目くらいになった頃、沖縄から友達が遊びに来た。
私も東京生活に慣れて少しは東京案内が出来るようになっていた。
1日目は都心に連れていってあげて、2日目は高尾山に連れて行くことにした。
以前、学校の友達に連れていってもらって近いし、そんなに高い山でもないので初心者でも楽しかったからだ。
沖縄には山がないので是非連れていってあげようと思ったのだ。
確か京王線という電車だったと思うが、新宿駅発の電車だ。
私は友達にいかにも
「俺は東京人だぜ」 とでも言いたいかのように、
「ここで切符を買って」そして、改札前の路線地図を見ながら「ここまで行くからな、ちょっと長旅だからな」と説明した。
改札をぬけて、何番線が先に出るのか電光掲示板を見たら、後1分で急行が出る。
「アイヒャー、デージ(おーっと、大変だ)、走れ!」
私はその急行を逃すと多分、次まで20分くらい待つことになるだろうととっさに判断したので、ウチナァーンチュらしくもなく急がせた。2人してもうダッシュで階段をかけあがった。
「東京はさぁ、とにかく走るんだよ、人が走ったらさぁ、とにかく走れ」って訳の分からないことを言っていたような気がする。
ジリリリリリリーン 発車のベルだぁ!
当時は今のような流れる音楽ではなく、ジリリーンのベルだ。このベル音が人の気持ちを「走れ!」と掻き立て、危険なので今のおだやかな音楽にしたのだ。
正に今、私たちがそれである。
発車のベルだぁ!走れぇー!
さすがに2人共、運動部出身だけに速かった。
階段をかけあがり、近くのドアに飛び込んだ。そのいきおいでシートに「どーん」と座った。
『はぁはぁはぁはぁ、間に合ったぁ、はぁはぁはぁはぁ、良かったぁー』
と その瞬間、向かいの電車のドアが閉まり、静かぁ〜に出て行った。何事もなかったかのように・・
『何事もない訳ないだろうぉー!』
『間違えたぁー、こっちは各駅だぁ』
2人して大爆笑。『はははは・・はぁはぁ・・はははは・・はぁはぁ』笑いと息が・・
回りに人がいることに気がつき、声を殺したが笑いが止まらない。
すると、回りから声が聞こえる。
「くっくっく」
笑っている。みんなも笑っている。それを聞いてますます笑いが止まらない。
かっこ悪いったらありゃしない(どうした、東京人よ!)
回りも、まだ笑っている。
「くっく、くっく」
『ようこそ♪、ここへ♪』
とでも言っているようだ。
青い鳥になって飛んで行きたぁ〜い。
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