今年もやってまいりました。

横須賀花火大会！

例によって私は朝から場所取りだ。

またまた、カーッと真夏日だ。

さすがに一番のベストポジションは夜中に取られているようだ。

それでも横須賀の花火大会は見れる場所がいっぱいあるので

結構、いいポジションが取れるのだ。


私はこの場所取りが案外好きである。

理由その1・・・一人で自由にビールが飲める。場所取りのごほうびだ。

近くのスーパーですぐ買えるし、暑くなったらそこへ逃げこめる。


理由その2・・・まわりの場所取りのカップルのやり取りを見るのが楽しい。

『そこそこ、ちゃんと引っ張って』

『もう、ちゃんと押さえててよ』

だいたい、仕切るのは女性が多いな。

そして、てきぱきしている。

でも、中には私も惚れてしまいそうな、しっかりした男もいる。

なんてたって判断が早い。

『うん、じゃここでいいよ』

『おっけー、そこ押さえて』

『あっいいよ、俺やるから』

なんて、やさしくビシッとやられると

『頼りになるわぁ』ってなもんだ。

まだ、付き合い始めだなと言うカップルはまた違う。

男性が要領わるくても女性は静かに見守っている。

乙女ちっくに男をたててあげているのだ。

あ〜んもう、ヘタクソだなってこっちが手伝ってあげたいんだけど

彼の方は一生懸命なので私も見守ってあげる。


何故にたかがシート敷くのにうまいもヘタもあるのかと言うと

海辺なのでいつも風が強いのだ。

それで、シートがめくれたり、うまく貼れずにバタバタする訳だ。

コンクリートのところもあれば、土の場所もあるのだ。

最悪の男は土のところにガムテープで張ろうとしている。

さすがに・『アホ！』とささやいてしまう。

そして、ガムテープが土に着く訳がないので慌てて石を拾ってくるが、よっぽど大きな石じゃないと海の風には勝てない。




それではここで要領のいい男は（私も含めて？）どうやって張るか教えよう。

まず、シートは全部広げなくてもいいので風上の部分の一辺を先に貼る。

一人の時は4か所くらいちょんちょんちょんと貼って押さえておいてその一辺をバーと全部貼りつける。

風上の辺を全部貼りつけないと隙間から風が入ってシートがふくらんでしまうのだ。

後はシートを放しても風の力でシートを風下に広げてくれるので同じ要領で貼って行けばいいのだ。

それを風下から貼ろうとするからシートをめくられてしまうのだ。

ちなみに土のところはシート穴にクイを打つしかない。

そして、風上の一辺に石か荷物をおけばよい。



去年も確か同じようなことを書いたような気がする。

来年はどんなカップルに会えるだろうか。


『んっ、花火？あ〜良かった、良かった、やっぱり花火も良かったよ』

私の好きなのは小さい輪の花火があじさいのようにカラフルにぱらぱらとなるやつだ。

そして、大きいやつは色よりも

ドッド〜ンと地響きするくらい音が大きければ大きいほどいい。


時間は短いけど、花火って壮快だね。







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